趣味日記(仮)

理系大学生の趣味の日記(メモ)です。主に映画、読書、ゲーム、ファッションなどなど。

オニツカタイガー「Tiger Ally (タイガーアリー) 」レビュー

f:id:denden2018:20180311083407j:plain

オニツカタイガーのスニーカー「Tiger Ally (タイガーアリー) 」を買いました。スニーカー集めが趣味ってほど持ってはいないけど、結構いろんなブランドのスニーカー買うのが好きで、人生初オニツカ。

 

ネイビーのスニーカーが欲しくて、色々探してみて今回購入を決断したのがタイガーアリー。このスニーカーは¥14,040とお高めだけど、ネットとかで履き心地とかコーディネートに合わせやすいとかで凄いレビューが高かったのが決め手。

 

デザイン

f:id:denden2018:20180311083923j:plain

側面はこんな感じ。アシックスと同じロゴは、一歩間違えれば「え?体育館シューズ?」みたいになりかねないけど、個人的にタイガーアリーはスウェードで色も落ち着いてるからオシャレなアクセントだと思う。

 

f:id:denden2018:20180311084956j:plain

正面から見ても、本当にシンプルなデザインになっているからコーディネートに合わせやすい。主張しすぎないけど、しっかり足元で締まる感じというか。

 

f:id:denden2018:20180311085357j:plain

靴裏はソールとはまた違うグレーの素材になっていて、汚れが目立たず凄くポイントが高い。結構頑丈で、靴裏の減りも少なそうだから長く履けること間違いなし。

 

サイズ感

f:id:denden2018:20180311083321j:plain

adidas、NewBalance、NIKEの靴全て27.0cmを履いてる自分は、タイガーアリーも27.0cmを購入。この靴は少し幅が狭いためジャストサイズの0.5cm上を買ってもいいかも。

 

他の靴と比較するとNIKEのAirMax、AirForce1よりは小さく、NewBalanceの520より大きい感じ。

 

履き心地

f:id:denden2018:20180311093829j:plain

タイガーアリーはfuzeGELという軽量衝撃緩衝材が入ってるため、クッション性が抜群。一歩踏み出せば跳ね返ってまた一歩がとても軽くなる感じ。つまり歩くのが凄い楽。

 

NIKEのAirMaxもかなり歩きやすいけど、タイガーアリーの方が軽量というのがポイント。だから、長時間歩くならタイガーアリーを選択するかも。あと靴内部のクッションも良い作りで、足が痛くなったりすることはないと思う。

 

 

これから春になってスニーカーがより一層活躍しそうだから、今から楽しみ。歩きやすくて、シンプルかつコーデに合わせやすいスニーカーを探してる人は買って後悔はしないのでオススメ。

「BABY DRIVER (ベイビー・ドライバー)」感想

f:id:denden2018:20180304105252j:plain

去年公開されて配信やレンタルも始まった「ベイビー・ドライバー」を観た。

あらすじ

この映画は犯罪組織の逃し屋ドライバーとして雇われている主人公ベイビーのお話。彼はお気に入りの音楽を聴くことで凄腕ドライバーと変貌する。そんなベイビーが行きつけのカフェのウェイトレスのデボラと運命的な出会いを果たし、駆け落ちを試みるも犯罪組織から足を洗えず、思わぬ方向に…

 

「車×音楽」の爽快アクション

この映画のメインとなるのはベイビーのドライブシーン。かっこいい劇中の洋楽と派手なカーアクションの融合は正直今までにないジャンルで思わず見入ってしまった。車好きな人とかはみんな楽しめると思う。そして音楽に合わせるのは運転だけじゃなく、銃撃戦のシーンもポップでテンションが上がるところが結構あった。

 

ベイビーは冴えない男感があり、デボラとの恋愛のシーンはどこも応援したくなる。趣味やノリが合うお似合いな二人の様子は本当に憧れたね。てか、デボラが可愛い。しかし、ドライバーを辞めることができないベイビー…その結末は是非ご覧下さい。

 

きっと観てて疲れるような重い内容は一切ないし、カーアクションに少しでも興味湧く人は観るべきですよ。

 

評価:★★★★☆ 4/5点

 

↓以下ネタバレ感想

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーアクション、音楽、強盗という自分はとても男臭くて盛り上がる内容(強盗が好きというわけではない)だったけど、クセのあるキャラクター達がまた面白い。バッツの存在とかは観ているものにあれほど怒りというかモヤモヤした感情を与えられたし、凄い良いキャラだと思った。

 

バディに関しては多分本当は良心のある人で郵便局強盗前夜にベイビーと意気投合か、と思ったけどダーリンが殺されて復讐に転機したところは、残念だけど人間そうなっちゃうよねって感じ。あと最後にドクがベイビーを庇ったところはかっこよかったし、きっと何かしらの情が湧いたんだろうけど、そこだけはなんとも言えない。自分の育てた子分を最後に守ってあげようというボスの気持ちの変化なのだろうか。

 

そして何と言ってもデボラがいい女だね。あんな女の子と駆け落ちする人生なんてアツすぎる。最後のベイビー釈放後に待っていたシーンはとてもほっこりしたし、いい終わり方だと思った。

 

あと色々カーアクションがあったけど、一番好きだったのは冒頭のスバルWRXが出てきたシーン。赤い車ってすごい魅力的だし、20~30代中に赤いセダンを持つのが夢。

www.youtube.com

「さよならの朝に約束の花をかざろう」感想

f:id:denden2018:20180302092720j:plain

あまり注目していなかったけどネットで高評なので、なんの予備知識や期待もせずに「さよならの朝に約束の花をかざろう」を観てきました。

 あらすじ

数百年の寿命を持つ普通の人間とは違うイオルフという民族(?)が平和な日々を送っていると、その長寿の血を利用しようとする普通の人間の民族に襲撃される。

その時に逃げ出すことができた主人公のマキアは、帰るところも仲間も失ってしまうが、一人の赤ん坊と出会い、その子を育てることを決意。その子供と最初は少女だったマキアが母として苦労しながら成長していく話です。

 

つまり同じ世界に人間とは違う民族がいたり、ドラゴン的な神話の生き物が出てくる感じでゲームやアニメでよくある設定。その世界の中でも貧困であったり、権力者、紛争があるといった現実的な物語だった。

 感動して大号泣

率直な感想としては、本当に面白かった!そして、めちゃめちゃ泣いてしまった!これに尽きる。話のテンポも良かったし、音楽も世界観と見事にマッチしていた。作画、声優も違和感なく文句なしで良かった。

 

「母と息子」という関係で生じる感情や変化をふんだんに表現されてて、絶対誰しもグッとくるものがあるはず。観た人全員が感情移入するかは別として、男性は母へ、女性は子供への愛情とか考えさせられるんじゃないかな、とか思ったり。

 

唯一の要望としては、2クールアニメ(25話)とかで色々深い話までやっても良かった。でもそれほど世界観に引き込まれるってことだし、映画は短いなりの良さがあると思う。それに映画じゃなきゃあんまり泣けないしね。

 

ということで、結構本気でオススメできるのでアニメ映画興味ない人も是非観てほしい。

 

評価:★★★★★ 5/5点!

 

↓以下ネタバレ感想

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

前述した通り、世界観に引き込まれすぎてもっと話が見たい!って素直に思った。特にエリアルとディタが再開して結婚する流れとかも気になる。あとラングがマキアに想いを寄せるシーンとかももっとあると良かったね。(結果的にやんわり振られるから心が傷つくだけだが…)

 

個人的なこの映画のテーマは「母」と「出会いと別れ」。まず「母」に関してだけどマキアが苦労してるシーンは本当にどこも泣いてしまった(涙) 自分が生きていくだけで背一杯の環境で、周りから軽蔑されたりエリアルに反抗されたり、イオルフのみんなのことも考えたりしながら泣くこともやめるなんて頑張りすぎだよ…。きっと最後にマキアが泣いてしまったときの色々な想いは計り知れない。

 

「出会いと別れ」はイオルフに課せられた宿命であるけど、「愛すれば余計一人になる」ってのは人間も同じな気がする。哲学的な話になりそうだけど、出会いがあれば別れがある、その別れを悲しいものにするか幸せなものにするかっていう最後のオチは結構共感してしまった。

 

でもやっぱりこの脚本を考えた岡田麿里さんは凄い、容赦なく人殺す!(笑) 理屈なく突然キャラクターが死ぬ作品は感動もクソもないけど、しっかり構成されて生と死が起きるから心が動かされるのだろうね。ちなみにオルフェンズは大好きです。

 

割と語りつくせないほどどの場面も面白かったし、また観たいなって純粋に思えた作品だった。

「女神の見えざる手」感想

f:id:denden2018:20180226222016j:plain

アメリカでは2016年8月に公開され、日本でも数カ所の映画館で去年の10月に公開された「女神の見えざる手」。飯田橋ギンレイホールという名画座で上映されていたので観てきました。

 

この映画は、超有名ロビイスト(政界に影響を及ぼす活動をしてる人)のエリザベス・スローンが銃規制法案の賛成派に手を貸し、圧倒的不利な状況の中で反対派と戦って行くというストーリー。つまり、超天才キャリアウーマンがあの手この手で困難に立ち向かって行く話です。

 

観た後に思ったことは、割と賛否は別れそうだということ。個人的には凄い楽しめた。観てる途中にどのように話が展開するか予測を立てたり、それを覆す展開が数々あった。

 

ただ難しい内容の映画ではあると思う。自分もアメリカの議会の知識や、主人公の吐く毒のあるアメリカンジョークでいくつか理解できないところがあった。それにめちゃめちゃ主人公が喋るから字幕を読むので背一杯になって映像がしっかり見れてないところもいくつか。だから、予備知識とかを持って3回ぐらい観るとようやく全部理解できるかもしれない。

(実際ロビイストって言葉も今知ったしね…)

 

それでも話の大筋はとてもシンプルかつ最後の結末はスッキリした。なりたいとは思えないけど、勝利のためなら敵味方全てを騙す主人公の姿は一貫性があってとてもかっこよかった。

 

評価:★★★☆☆ 3/5点

 

↓以下ネタバレ感想

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカの政治の実態は知らないけど、本当にロビイストとか裏の社会でこんなことが起きてると思うと胸が熱くなるよね。でも今実際の問題になっている銃規制の話であったためか、凄いリアリティがあった。

 

そして、リアリティというか人間味を感じたのは主人公エリザベス・スローンの女の弱さ的なところもしっかり描いていたとこ。キャリアに人生を捧げるため、恋愛をしないのはもちろん自分の本心は誰にも明かさない。でもセックスはお金を払って男を買ってやるあたりアメリカってすげぇって思った。おそらく全て勝利を計算していたものの、仲間たちから距離を置かれたり批判が集中した時に見せた彼女の行動はきっと嘘偽りない誰かを頼りたい気持ちなんだろうね。

 

そして、最後の元部下ジェーン・モロイが辞表を提出して全てが暴かれるシーンはとてもアツかった。おそらく序盤の午前3時の電話の時点でスローンは全て仕掛けていたんだろう。ここの伏線というか最後の勝利の仕方は予想できなかっただけに自分の中で盛り上がった。

 

この作品あと半年ぐらいしたらレンタルとか始まりそうだからもう何回か観てみようと思う。 そして、あんな天才にはなれないけど自分も寝すぎて時間浪費するよりは何か活動しようって肝に命じた(笑)

 

 

 

 

「グレイテスト・ショーマン」感想

f:id:denden2018:20180225062242j:plain

グレイテスト・ショーマン」観てきました。

 

19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師、P.T.バーナムさんのサクセスストーリー。相当な演出、脚色はあるでようが、これを観れば誰しもが心に秘めた熱い思いを感じるはず。

 

最近ララランドや美女と野獣などミュージカル風の映画が世界中で流行りではあるけど、この映画は圧倒的に本当にテンポが良かった。ストーリーに無駄がなく、全く退屈に感じる瞬間が来ない。起承転結がハッキリしていて話の予測はできたものの、登場人物のそれぞれの恋愛や成長の過程が不満なく観れたのもポイントの一つ。

 

誰しも自分の本当にやりたいことへ向かって行くのが不安と感じる。そんなときに一歩踏み出す勇気とかを与えてくれそうな映画だった。そして、本当の幸せとは何かという哲学的考えに対してP.T.バーナムの人生観から凄い影響を受けると思う。

 

評価:★★★★☆ 4/5点

 

↓以下ネタバレ感想

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

正直なところ、この手のサクセスストーリーで一度成功を掴み、成功を追い求めすぎて足元をすくわれて挫折し、支えてくれた人への感謝を思い出す、といった展開はよくある話。そんな中、自分がこの「グレイテスト・ショーマン」で良かったのはフィリップの存在。

f:id:denden2018:20180225065025j:plain

社会的な成功を掴みながらも、自分の本当にやりたいことのためにバーナムについて行く。そして一目惚れした女を追うために社会的地位も何もかも捨てて命を懸ける。最高にかっこいい。

 

絶対こんな決断できる人間はほとんどいないし、もしあまり楽しくないことでも成功して地位と金を得れば自分は絶対満足してしまうと思う。最初はフィリップも親の目や社会の目を気にしつつも、本当にやりたいこと、幸せを追求して最後にはサーカスに出演したシーンは本当に感動した。こんな男になりたいですね…

 

それもあって、この映画の一番好きなシーンはバーナムとフィリップがお酒を飲みながら駆け引きするところ。酒、ダンス、利益の交渉をポップかつ熱く演出してるとこはとても面白かった。

 

他の登場人物もそれぞれ個性があって、本当に観てて飽きなかった。あと当たり前だけどバーナムさんがジェニー・リンドといい感じになっても、苦しい時から支えてくれた妻のことを愛し、浮気しなかったこと。やっぱりそこは今の日本とは違うね(笑)

 

以上。多分この作品は誰でも楽しく見れると思うからオススメでーす。