趣味日記(仮)

理系大学生の趣味の日記(メモ)です。主に映画、読書、ゲーム、ファッションなどなど。

「グレイテスト・ショーマン」感想

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グレイテスト・ショーマン」観てきました。

 

19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師、P.T.バーナムさんのサクセスストーリー。相当な演出、脚色はあるでようが、これを観れば誰しもが心に秘めた熱い思いを感じるはず。

 

最近ララランドや美女と野獣などミュージカル風の映画が世界中で流行りではあるけど、この映画は圧倒的に本当にテンポが良かった。ストーリーに無駄がなく、全く退屈に感じる瞬間が来ない。起承転結がハッキリしていて話の予測はできたものの、登場人物のそれぞれの恋愛や成長の過程が不満なく観れたのもポイントの一つ。

 

誰しも自分の本当にやりたいことへ向かって行くのが不安と感じる。そんなときに一歩踏み出す勇気とかを与えてくれそうな映画だった。そして、本当の幸せとは何かという哲学的考えに対してP.T.バーナムの人生観から凄い影響を受けると思う。

 

評価:★★★★☆ 4/5点

 

↓以下ネタバレ感想

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正直なところ、この手のサクセスストーリーで一度成功を掴み、成功を追い求めすぎて足元をすくわれて挫折し、支えてくれた人への感謝を思い出す、といった展開はよくある話。そんな中、自分がこの「グレイテスト・ショーマン」で良かったのはフィリップの存在。

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社会的な成功を掴みながらも、自分の本当にやりたいことのためにバーナムについて行く。そして一目惚れした女を追うために社会的地位も何もかも捨てて命を懸ける。最高にかっこいい。

 

絶対こんな決断できる人間はほとんどいないし、もしあまり楽しくないことでも成功して地位と金を得れば自分は絶対満足してしまうと思う。最初はフィリップも親の目や社会の目を気にしつつも、本当にやりたいこと、幸せを追求して最後にはサーカスに出演したシーンは本当に感動した。こんな男になりたいですね…

 

それもあって、この映画の一番好きなシーンはバーナムとフィリップがお酒を飲みながら駆け引きするところ。酒、ダンス、利益の交渉をポップかつ熱く演出してるとこはとても面白かった。

 

他の登場人物もそれぞれ個性があって、本当に観てて飽きなかった。あと当たり前だけどバーナムさんがジェニー・リンドといい感じになっても、苦しい時から支えてくれた妻のことを愛し、浮気しなかったこと。やっぱりそこは今の日本とは違うね(笑)

 

以上。多分この作品は誰でも楽しく見れると思うからオススメでーす。